米沢こども園 様
導入のきっかけ
当園には、「知恵のある子を育成する」という教育目標があります。何事にも興味関心を示して楽しめる子には、「自分で疑問を持って、好きなことを見つけ、頑張る力」が自然と身につくもの。「どういう大人に育って欲しいか」という願いを込めて保育をするという私たちの理念と、「くぼた式育児法」はぴったり合っていました。また、「くぼた式育児法」は、記憶力・思考力・判断力といった考える力に影響する「前頭前野」を鍛えることで、自発的に考え、行動し、問題を解く力を持った人へと成長させるための土台を築くことを目的にしています。「テストで点を取るのが得意な人」ではなく、「自分で考える力を持った賢い人」を育てるという点に共感し、導入したいと思いました。
子どもたちの変化
ものを書いたり作ったりすることを以前よりも好んで行うようになりましたし、両手を器用に使えるようになりました。姿勢を正して座ることで、集中力もついたと思います。リボン結びなど、難しいと思われることも、自分でやってみようとする姿が見られます。お家の方からも褒められて、ますますやる気になるようです。「褒める」ことでドーパミンが出て快感が得られ、前頭前野をよく働かせてくれるという、久保田競先生のお話の通りだと思います。
先生の変化
子どもたちは「面白い！」と思うものでなければ、集中力が持続しません。私たち保育者は、一つひとつの活動について、導入の仕方を工夫し、子どもたちが興味を持って、楽しみながら活動を展開していけるよう、ストーリー性を持たせて進めることに重点をおいています。また、子どもたち自身が目標を持ち、達成感や充実感を得ることができるよう、たくさん褒めて自信をつけさせ、成功体験を多く持てるよう、意識して取り組んでいます。
これから導入する園へ一言
くぼた式育児法は、「子どもの力を侮るな」という言葉が胸に響く育児法で、子どもたちの将来がとても楽しみです。失敗を恐れず、意欲的にアイデアを出せる人になってほしいですね。くぼた式育児法を導入することで、保育の仕事が一層やりがいのあるものになりました。
